出産後の骨盤底筋群と腹筋の弱り①
2019年06月1日
こんにちは寝屋川市香里園にある絆鍼灸整骨院です。
今回は【出産後の骨盤底筋群と腹筋の弱り】についての第一弾です。
産後、からだの筋肉の中で、意識的に修復をしていかなければならない
筋肉が二つあります。
それは骨盤底筋群と腹筋です。
出産時、赤ちゃんの産道を確保するために膣が大きく広がりますが、この
膣は骨盤底筋群を貫いています。
赤ちゃんが通るほどの大きさまで膣を広げるのですから、骨盤底筋群も損傷
してしまい、ゆるみを起こしてしまいます。
経膣出産だけではありません。
程度に違いはありますが、帝王切開でも骨盤底筋群はゆるんでしまうのです。
骨盤底筋群は、骨盤下口にあって骨盤内臓が落ちてしまわないようにハンモック
状に内臓を支えています。
普段から負担のかかりやすい場所なのですが、妊娠して臨月にもなると
お腹の中は普段よりも七~八キロも重くなります。
その重さに耐えている
のですから、帝王切開でも負担が少なくないことがおわかりいただけると
思います。